私たち生命の目的は、輪廻転生の外へ出る事である。
輪廻とは、生まれては死に、また生まれ変わる事それ自体を指す大きな「循環」の事を指す。
この輪廻は「宇宙」の中にいる以上永遠に続く「流れ」である。
例えば、こんな事を考えた事はないだろうか。
「この仕事がいつまで続くのだろう」
「この苦しみがいつまで続くのか」
「早く次に進みたい」
「この病気を抱えているのが辛い」
これらは全て「継続」される故に起こる感覚である。
この「継続」は、何をしても「継続」される。
「継続」されないものなど存在しない。
自分が関わっていなくても、何かしら「継続」は進み続ける。
この「◯◯しなければならない」という状態を「輪廻(カルマ)」と呼ぶ。
そしてこの「◯◯」から抜け出す事が、私たちの本当の目的である。
人は常に何かをし続けなければならない。
死した後でも、その循環の中にいる以上離れる事の出来ない大きな「流れ」なのである。
この「輪廻」から解放される為には、
「生まれ変わる」という「しがらみ」から解放される事が条件である。
その条件を満たす為には「涅槃」と呼ばれる方法を取る事ができる。
涅槃とは
一切の煩悩(ぼんのう)から解脱(げだつ)した、不生不滅の高い境地。
転じて、釈迦(しゃか)や聖者の死。入滅。 「―に入る」
とされているが、実際は違う。
この輪廻から抜け出す為の「技術」の事を指す。
抜け出す為には、ある一定以上の「ポイント」を宇宙の流れの中で得なければならない。
そのポイントと呼ばれるものが「徳」と言われている。
(徳を得る事で得られる点数「徳点⇨得点」になったのが大元)
この「得点」を得る為には、何かしらの「行動」を行わなければならない。
大きく得る為には「老衰」が早い。
人生には何度も何度も繰り返す許可を与えられている。
その繰り返しの中で、どれだけ「老衰」を得られるかがポイントと言える。
また、現世においての行いや行動でもポイントを得る事ができる。
主には「経験」を多く積み「改善」を行う事で得られる。
たったのそれだけだが、実際に「涅槃」まで到達するポイントは果てしなく多い。
また、ポイントを獲得すると、褒美として「選択権」が得られる。
簡単にいうならば
- 強くてニューゲーム
- 生まれ変わりの有無の決定
- 違う星へ生まれ変わる
等があげられる。
強くてニューゲームでは、主に「仙法」と呼ばれる能力が身につく。
例えば「千里眼」などはそれに当たる。
また「気」というものを認識し、扱う事ができる。
もちろん度合いにもよるが、これらは主に「霊感」という魂側の力を使う事で発現する。
霊感を持つ事は、人の進化の流れで当たり前に発生する。
(特別だと考えている時点でおこがましい)
他にも多くの事が出来る。
また、アカシックレコードへつながる事も容易に出来る。
テレパシーもそういったものである。
人生を無駄なものと考える事は間違いではない。
しかし、実際には目に見えない多くの事柄を内包している世界が「宇宙」である。
それを知ってから、人間には「この人生」を語って欲しいと願う。
編集後記
人生を語る上で、この世を知る事が何よりも早い。
長く生きていれば、それだけ語れる内容も増えてくるだろう。
ただ、人間という生命での時間は短い。
私は、そんな短い人生を何度も繰り返している。
人間は常に愚かである。
しかし、「改善する」事ができるのも「人間の特性」であると考える。
「認知」「理解」「改善」
常にこの3つを意識して生きて欲しい。
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